秋分の日
- やあた堂はりきゅう院
- 2022年9月23日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年7月9日
長い夏が終わって涼しくなってきましたが、いかがお過ごしですか?少し前からヒガンバナをみることができますね。

秋分の日は春分の日と同様に、昼と夜が殆ど同じ長さの日。太陽が真東から昇って真西に沈みます。
東洋医学の世界に入ってから天体が少しだけ分かるようになって、自然の偉大さと神秘性に惹かれてきています。
秋分の日の暦は、春分の日とほぼ同じですから、さあ、困った!どうしよう~(−_−;)
※春分の日のブログはアップ済のため。
困り果てた結果、天体の1つである「太陽」について書いてみようかな?と思います。
勉強の一環ですので、間違ってたらご勘弁を。
古代の殆どの国で、太陽は崇められてきています。ギリシャ・エジプトもそうですし、もちろん日本もですよね?
古代の人は、太陽(天体)を眺めては神話にするほど、常に敬い、親しみを感じる身近な存在だったのでしょう。観察を繰り返せば天体の動きを知るわけですから、農業のスタート時期を予測できるようになります。国を繁栄させるための行事の1つに農業がありますね。
春分の日を境に昼が長くなるので、種まきには良いタイミングですし、秋分の日を境に夜が長くなりますから、作物を収穫して長い冬を凌ぐ貯えの準備期間となります。私たち人間は、太陽(天体)の動きを感じながら、自然に沿った生き方をしていたのですね。
中国から反れてしまいますが、若い頃にエジプトへ旅したことがあります。印象に残ってるのは、ピラミッドよりもアブシンベル宮殿。
巨大すぎる宮殿に圧巻でした!

その宮殿の入口から入って「列柱室」を通り、一番奥の部屋「至聖所」まで歩くと、そこには神聖化されたラムセス2世(BC1303年頃 - BC1213年頃のファラオ)の像があります。

1年に2回だけ、入口から入った太陽光がラムセス2世の像に当たるよう設計されているのです。
※太陽がファラオを包む訳ですね。日にちの意味を知りたいですね。

この巨大な宮殿は紀元前に建てられていますから、当時の方の頭脳というのは一体どうなっているのでしょうか。本当に凄いですよね?
その頭脳を少し分けてもらいたいです(。-_-。)

太陽神は万物の創造主ですから、国が繁栄するのは神のご加護があってのこと。太陽神に捧げものをする壁画が残されています。
太陽(天体)を神格化するほど、人間の生活には必要不可欠なモノだったことが、ここでも分かります。


さて、私たちが暮らす現代はといいますと、科学が進歩して天体を身近に感じる機会は残念ながら少なくなってきています。
スマホやPCと過ごす時間が長くなり、太陽(天体)を観察しなくても、沢山の情報を瞬時に得ることができます。便利になることは本当にありがたいことですが、その一方で忙しさを生んでしまい、心身ともに疲労しやすい時代になっていると感じています。
古代の人のように、天体を眺めて過ごすくらいの「ゆとり」が必要と感じるのは私だけですかね?
よかったら今日だけでもスマホをみる時間を減らしてみるのはどうでしょう。
自然を感じながら大切な人と過ごせば、時間の流れがいつもと違うことに気づけるかもしれませんよ。
ゆったりとした時間の流れを感じてみてくださいね。

休みの日に飛行場へ行って、のんびり過ごすのも好きなんです。夕暮れ時は結構いいですよ。
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