春分の日
- やあた堂はりきゅう院
- 2022年3月21日
- 読了時間: 2分
更新日:3月3日
今日は春分の日。
外出すると桜を観ることできて、春だなぁ~と感じます。嬉しい気持ちになりますね。

春分の日は、地球上なら何処であっても昼と夜が同じ長さになると言われていますが、実際は昼の方が少し長いです。
地球が太陽の周りを回るのは365日ではなく、6時間ほどオーバーして1回転(公転)します。そのため、1部の祝日が年によって日付のズレが生じます。閏年のある理由がわかりますね。
2022年の彼岸
3月18日(金):彼岸入り
3月21日(月):春分の日が中日
3月24日(木):彼岸明け
春分の日は二十四節気の1つです。
二十四節気とは、1年を春夏秋冬の4つに分類して、交互に12の節気と12の中気があって、季節を言葉で表現しているものになります。

下記は代表的な分類です。
節気の「四立」=立春・立夏・立秋・立冬
中気の「二至二分」=夏至・冬至・春分・秋分
「四立」+「二至二分」=「八節」
二十四節気は古代中国から始まって、日本では平安時代からです。
日本の暦は、殆ど易の考えから来ています。

この易には儒教の教えがあって日本にも残されている慣習があります。お彼岸にご先祖様を供養(墓参り)するのは、儒教の教えからなんですよ。
昼夜が同じ長さの春分の日は「東=此岸=この世」と「西=彼岸=あの世」が最も通じやすい日とされるため、ご先祖様を供養する日になったのでしょう。
因みに仏教は元々ご先祖様の供養という考えはありません。
また、生物を慈しむ日とされている春分の日は、自然界では草木が芽吹く時。春に農作をスタートするのも理にかなった考えです。私たち人間界でも新しいことをスタートするのには、もってこいの時期と言えるでしょう。
数年のパンデミックで自粛している方も、スポーツ、引越し、音楽、学問、恋愛などなど、よかったら何か新しいこと始めてもよいかもしれませんね。
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