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冬至のはなし
- やあた堂はりきゅう院
- 2021年12月22日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年12月23日
今日は冬至です。1年で最も夜が長い日となります。
若いころは昼間が短いと何だか損した気分になりましたが、この頃は早く寝よう~と思うようになりましたね。お年頃ということを再確認しています。
冬至の説明は色々とありますが、個人的には周易を学んでいるので古代中国(周代)に絡めた話をしようかと思います。
周の時代は、1年の始まりを冬至としていました。なので本日が元旦です。
丁度冬至のある月は「子月」の干支が割り当てられ、「北」を位置し、北には「1」という数字の意味があって、それぞれ始まりを表す意味があります。

また、東洋の考えは陰陽で表現する事が多いですが「夜ー陰」「昼ー陽」となり、陰気が極まった冬至を境に陽気へ向かう事から「一陽来復」と言われています。
今日から始まりなんですよ。何だか気持ちが明るくなりませんか?私だけかなぁ~?(笑)
冬至は「陰」が深まる時なので体調を崩しやすい時期とも言えますかね。
この時期にカボチャと柚子を見る機会が増えますが、カボチャに含まれるカロチンは人体へ入るとビタミンAに変わって粘膜を保護する役割があります。
元々は栄養価が高いことを理由に食すようなったと言われていますね。
また、柚子に含まれるリモネンは血行促進効果があって、柚子湯に入ると身体をポカポカにしてくれます。
どの時代も自然の恵みによって養生しようとしていたことが分かります。
皆さんもノンビリお過ごしください。
さあ!明日から陽へ向かいますよー。
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