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自分はわからない…
- やあた堂はりきゅう院

- 11月5日
- 読了時間: 2分
更新日:11月10日
先日、ある鍼灸師の集まりに参加してきました。顔見知りの先生も居ましたが隣席の先生は初対面。長い時間、お話させていただきました。
いゃー、びっくりする程に勉強されていて、古典やら武術やら臨床の話などなど、知識が次から次へとでてくる…
沢山教えていただき、有意義が時間を過ごさせていただきました。
と、前置きが長くなりましたが、その隣の先生(=A先生)は知識も臨床も豊富なのに、あるカラダの感覚の話になった時この様に話してました。
A:それ!自分はわからない…
私:A先生はそれわかってますよー
A:いつも言われるけど
A:自分はわからないです
※☝️わかりにくいかな?
感覚を理解するって難しいですからね。分からない感覚を言葉で伝えられるので、言葉と感覚が自分の中で一致して初めて「分かった!」となると思います。
「分かった!」となるには繰り返し体感する必要がありますかね。
患者さんでも自分のカラダがわからない方がいて、この様に話す方がいます。
患:元気は元気です…
患:でもよくわからないです
でも治療し始めると…
患:このごろ倦怠感があって…
これって、わかってますよね!
元気で過ごしてきた人ほど、自分のカラダが分からないと言う傾向があります。元気だったので自分のカラダを確認しないですよね。だって元気なんですもん。
でも少しずつ分かってきますから。
そして前より回復している自分にも気付ける時が来ますよ。
その時までお楽しみに〜

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