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孔子(井上靖)
- やあた堂はりきゅう院
- 2021年8月11日
- 読了時間: 1分
更新日:2024年12月30日
幕張駅の古本屋でみつけました。ちょっと厚い本だなぁ~と、何度も通り過ぎたんですけど、何となーく私を呼んでいるような気がして買ってしまいました。
「易」を学んでいると、どうしても通る道といいますか、、、
どうしても孔子を知りたくなるんですよね。でも儒教の考えに抵抗があったのです。
だって、堅苦しい印象がありますよね?
(>_<。)
で、読んだ感想ですが時代小説なので読みやすく臨場感ある時代背景を知ることで、より深い儒教の成り立ちや編成を知ることができました。
豊かな物質に囲まれて生きてきた私が、この時代に生きた人達の思いを理解できるわけがありません。
そのため「なんて!ちっぽけな人間なんだぁ!わ、私は~~!」と気づかされるのですが、鍼灸師である私がその事に気づくか、気づかないかでは大違い!「易」を学ぶ意味をまた1つ知ることとなりました。
江戸時代まで日本に残っていた東洋の学問が、教育から無くなってしまったのは本当に残念なことと感じます。触れる機会が早ければ早いほど美しい学問だと知ることができますよ。
日本文化に色濃く残る儒教の教えを少しでも知っていただけたらと思います。
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