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生姜と乾姜
- やあた堂はりきゅう院
- 2023年3月1日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年3月18日
ショウガいただいちゃいました。
漢方で馴染みのあるショウガですが、元々はアーユルベーダ薬物と考えられているそうです。

生薬であるショウガには二種類あります。
生から乾燥させたものが生姜(ショウキョウ)、蒸して乾燥させたものを乾姜(カンキョウ)と言います。※日本と中国での生姜・乾姜の意味でかなりの混乱がありますが、ここでは割愛させていただきます。
生姜(ショウキョウ)の主成分であるジンゲロールは、食欲不振・吐き気を抑える健胃作用、発散発汗作用により熱を冷ますので解熱効果もあります。初期の風邪症状に期待できますね。
乾姜(カンキョウ)は、加熱することでジンゲロールがショウガオールに変化し、より体の中から温める作用が強く、胃腸の冷えからくる腹痛や下痢などに効果があります。
どちらも温める作用のある生薬ですが、より深い場所を温める効果が強いのは乾姜(カンキョウ)です。

生姜チップスをポリポリ食べた日は、いつもより深い眠りについたと思います。寒い時期にいただいたものですから、カラダの芯から温まったのでしょうかね。
この頃は気温も高くなって春の訪れを感じますが、まだまだ油断せずにカラダを温めるよう心掛けたいと思います。

お気遣いいただいてありがとうございました。今夜も久しぶりに生姜シロップで晩酌しますね。
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